母親が反抗期〜!!
長男のバレエ団の公演・・エールを送ってくださり 本当にありがとうございました。
お花や、お茶菓子をプレゼントしてくださったり、舞台をお楽しみいただいたり・・・ 舞台って、応援し、楽しみ、見守ってくださる方たちがいてこそ成り立ちます 長男の今回の踊りを初めてみて、さらに夏よりも成長しているのがわかりました。 プロのダンサーさんたちに混じり、堂々と踊りきる長男の姿は本当に頼もしく感じました。 高いジャンプ。ダンサーらしい美しい四肢。 指導くださった先生方のおかげです。 実家の両親、私の叔母・名古屋の義母も見に来てくれました。 芸術に深い敬意をもっている父はとくにバレエが好きで、大好きな演目(白鳥の湖)でしたのでとても満足して帰っていきました。 帰宅して翌日 私に異変が・・。 朝になってもベッドから起き上がれないのです 食欲も全くでないのです。 妙な厭世観・・涙が溢れてきて・・。 自分でもどうしようもない感覚でした。 生きる力がどこかから抜け出てしまうような。 昼ご飯も食べられませんでした。 夜 ようやく食事がとれて、少しづつ元気になってきました。 どうしてだろう・・エネルギーが落ちた理由・・少しづづ振り返られるようになっていきました そうそう・・少しまえ、バレエ団が色指定したバレエタイツとシューズをバレエショップ・チャコットさんに特注で頼み なんども電話でサイズ確認して・・早々と作っていただいたのでした。 特注で染めたばかりのシューズとタイツを購入しに行き、急ぎゴム付けし、貸し衣装も華奢な長男のためにウエスト直し・・深夜までやっていたにもかかわらず、本番直前タイツもシューズも演出のF監督から「イメージじゃなかったわー」とあっさりとキャンセルされ(17000円がおじゃんやんけ!)サイズ治しした衣装も全て治した部分を取り外されてしまいました。(取っちまうなら最初からバレエ団でやってくれー) 本番土曜日は3時に芸文に着き、4時から夜9時までプレゼント受付の手伝いがありました。 豊橋の父たちをさんざん待たせた私。。ようやく待ちあわせの店にいったら みんな食べ終わっていました。 「プレゼント受付まで取りにこない客演のダンサーが結構いて遅くなっちゃって・・。なかなか大変な役割なんだよー。ごめんねーー。」と言い訳がましく言ったとき長男が・・ 「お母さんの仕事なんか大変じゃないよ。R子ちゃんのママやMちゃんのママは昨日から舞台裏でずっと手伝いやってくれてるんだから」と言ってきました。 瞬間 自分のなかでなにかがブチっ!!と途切れた気がしました。 誰のために・・なんのために 夜なべまでして こじ君が出張中で忙しいのに・・やってるんだー!! バカ息子。人と比べるなんて!! 怒りがふつふつと湧いてきました。 やり場もなく・・そうしましたら翌朝へろっへろ・・。 今振り返ると アホやん・・と思うんですがね。。 結局 心配した夫が話を聞いてくれて復活しました。 ちょっとは冷静に聞いてくれる人に感情を吐露するのが一番☆ {カワうぃー ショートブレッドクッキー♪} 今日、魂の伴侶がテーマの定例会を終えて さらに思い出したこと・・本質的な原因にたどり着き、夫に謝罪をこめて ぽつぽつと話せたのです。 「あの舞台を見た時ね・・あぁもうこの子は 自分の力で歩きはじめている・・ちっちゃかった フータンはもういないなぁってわかったの・・。 プロの方たちと堂々と踊れる息子の晴れがましい姿を讃美しながらも ものすごく寂しく感じちゃったの。 あの子のために いろいろできることが嬉しかった・・衣装の直しひとつとっても私は役だっていることが嬉しかった。 でも全てバレエ団が私を否定したの。 許せなかった・・一言くらい謝罪して欲しかった。(だって17000円も散在だし) なんだか やるせなくって・・私は結局 自己満足女で身勝手だったの・・ 振り返ると自分が親たちにしてきたことだなって思ったし・・」 一気に夫に話し、夫が優しく微笑みながら聞いてくれてまた涙・・。 夫が「あいつ・・リッバに踊れるようになったきたな・・・でもたったひとりで そうなったんじゃない、俺もゆいさんも頑張ったからだよ。良い先生方のおかげだよ。 いいじゃないか 感謝なんかされなくても・・ゆいさんはいろいろとフミのためにやっているとき幸福だったんだろ? それでいいじゃないか。」 そうなんだ・・私、子供に感謝されたがっていたんだ・・感謝すべきは私だったのに。。 なんと傲慢で愚かで間違った方向へいっていたんだろうか。。とあらためて恥ずかしくなりました。 これでアロマセラピスト?! これで愛を語っていたなんて・・おこがましい・・みんな ごめんね。 夫に話せたら 急にスッキリしプチ空の巣症候群は あっさりと抜けていきました。 こんな感情があったんだ〜・・私ってけなげで可愛いやつ!! と今ならば笑えます 食べられないときも 夫はもちろんのこと・・次男がかいがいしく たこ焼きを焼いてくれたり、「オカア、なんか食べれたか?」と言ってくれて嬉しかった・・。 そんなときも我関せずの長男に「あいつ 冷たい」と念をとばす未熟母でした。 私の念に負けない 鈍感力ばっちりの長男はすごい。 結局 自分のだした念は私自身に刺さったのでした・・。未熟者のサンプル例です。 夫が言いました「ふみの性格って たんたんとしたところが 豊橋のお父さんにそっくりだね。でもいいいよな。あれだけ鈍感力があるから どんな舞台でもどんな人にも堂々とむかえるんだよ。。あいつのことは、とにかく気にすんな」 「そして、俺のために元気になってくれ」 「オレたちがいつくしみ大事にしあえたらそれでいい・・子供たちは知らずに見ているから・・」 夫の優しさに じーん。 そういえば昔・・連日連夜 大学の芝居づくりで午前様・・深夜なのに住宅街にバイクで帰り、心配する父が夜も眠れず私の帰りを待っていたことや、 若かりし父が新聞社にとつめていたころ 連日お酒を飲みまくり母親(私の祖母)に大迷惑をかけたというエピソード・・さまざま思い出しました。 親は子のために心配したり、消耗したり・・大変だ。 父よ ごめん。 父も祖母にごめんって言っていたと思う。 息子に謝罪や感謝を求めるなんて 私、まだまだでした。 私たち夫婦が 慈しみ、尊び、感謝の思いを持つことは大事だなぁって深くから想います。 だって家族のエネルギーって深く浸透していくのですもの☆ 家族は同じ食事を囲む意味がありますね。 長男を変えようと思う必要も。。感謝を乞う必要もないんです。 私こそが お母さんにしてくれて ありがとうですし、育ってくれてありがとう・・なのです。 お互いが普通に元気でいられることに 今日という一日が穏やかに過ぎていったことに いっぱい感謝しよう。 なによりも 変わらぬ愛で私という未熟者を育んでくれている 夫に深くからのありがとう・・ 今日は言えてよかった {わたしは これで酔っぱらいました・・}
by aroma-mamayuiko
| 2011-11-23 23:27
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